国道246号沿い、富士山を望む静岡県小山町の「道の駅ふじおやま」
そのにぎわいの広場に、2026年3月、ひときわ目を引くお店が移転オープンしました。
それが今回ご紹介する 金太郎ベーカリー です。
ガラス越しに職人さんの手仕事がまるごと見える「魅せるキッチン」、季節の果物がたっぷり主役を張るフルーツサンド、ここでしか出会えないこだわりのパン。
「道の駅のパン屋さん」という言葉から想像するイメージを、きっといい意味で裏切ってくれるお店です。
さっそく、その魅力をたっぷりお届けします。






千疋屋仕込みの店長が手がける
「魅せるベーカリー」

金太郎ベーカリーの大きな特徴は、なんといってもこのフルオープンキッチン。
パンが焼き上がる工程も、フルーツサンドを仕上げる手元も、すべてお客さまから見える設計になっています。
設計を手がけたのは、御殿場のおしゃれな飲食店も数多く担当している地元のデザイナーさん。
パッケージの紙袋やシール一枚に至るまで「ブランドとして見せる」ことにこだわって作り込まれています。
そして、このお店づくりの中心にいるのが店長さん。
実は、東京の老舗果物店 千疋屋総本店 で約17年間、横浜髙島屋・玉川髙島屋・日本橋本店などを渡り歩いてきた“果物のプロ”です。
もともと祖父母が小山町出身で、夏休みや冬休みには毎年この町に帰ってきていたという店長さん。
川遊びやカブトムシ採りで過ごした、ゆかりの深い土地です。
結婚し、お子さんが生まれたことをきっかけに「子どもが大きくなる前に」と一念発起。
昨年こちらへ移り住み、ご縁あって道の駅ふじおやまに加わりました。
店長:ちょうど金太郎ベーカリーのオープンの話が動いていて、“フルーツサンドをやりたいから手伝ってほしい”と声をかけてもらったんです。




主役は、果物。
金太郎ベーカリーのフルーツサンド

ここからは、いよいよこのお店の看板メニュー・フルーツサンドのご紹介です。
店長さんがこだわるのは、とにかく 「その時いちばんいい果物を使う」 こと。
千疋屋時代から取引のある東京・大田市場の仲卸を通じて旬の果物を仕入れたり、小山町のこだわりブランドいちごを地元の農家さんから直接分けてもらったり。
「千疋屋でも出せるレベル」という果物を、惜しみなくサンドに仕立てています。
店長:「その時の『いいものを使いたい』っていうポリシーがあって。小山町の農家さんが作る『貴姫いちご』を使っているんですが、本当に千疋屋でも出せるぐらいのレベルなんですよ。今は宮崎マンゴーのサンドイッチもやっていますし、この後は桃やぶどうなども展開しようかなと思っています」
金太郎ベーカリーのフルーツサンドを実食

今回、実際に 「宮崎マンゴーのフルーツサンド」 をいただいてみました。
分厚くカットされたツヤツヤのマンゴーは、一口かじると濃厚な甘みと果汁がジュワッと溢れ出します!
しっとり柔らかなパン生地と、甘さ控えめでコクのあるクリームが主役の美味しさを完璧に引き立てており、まさに至福の味わいでした。
3切れ1,000円という価格設定ですが、「色々試してみたい」という声に応え、現在は手頃な 500円のハーフサイズ も用意されています。
フルーツサンドは果物が主役だからこそ、季節ごとに表情が変わるのも楽しみのひとつ。
これからは 桃やぶどう の展開も予定しているそうです。
訪れるたびに違う旬に出会えるので、リピートしたくなりますね。
なお、フルーツサンドは要冷蔵。
持ち帰り用には保冷剤をサービスしてくれるので、ドライブ途中のお土産にも安心です。

人気パンと、ここだけの「アメーラトマトパン」

フルーツサンド以外のパンも見逃せません。
製造には、他の店舗などで腕を磨いてきた職人さんたちが参加。
さまざまなお店のノウハウが集まっているからこそ、ラインナップに奥行きがあります。
なかでも不動の人気を誇るのが カレーパン。

店長に「いちばん売れているのは?」と聞くと、まず名前が挙がる看板商品です。
あわせて、土地柄を活かした 富士山メロンパン も、ここに来たら手に取りたい一品。

そしてぜひ知ってほしいのが、ここだけの 「アメーラトマトパン」
アメーラトマトは、静岡が誇る高糖度のフルーツトマト。
実はこの「アメーラ」を名乗れるのは、A級品だけという厳しい基準があります。
金太郎ベーカリーは地元農家と直接取引があり、自分たちで足を運んで仕入れているからこそ、本物のアメーラトマトをパンに使うことができます。


店長:「アメーラトマトって謳っていいのは、本当にA級品だけなんですよ。うちは取引があって、実際その流れで仕入れているので。A級品のアメーラトマトを使ったパンは、多分うちしかできない唯一無二の商品ですね」
パン屋さんなのに、おにぎり!?
道の駅ならではの面白さ

店内をのぞくと、パンに混じって おにぎり が並んでいることに気づきます。
「パン屋さんなのに、なぜ?」と思わず聞きたくなりますが、これこそ道の駅ならではの光景。
道の駅ふじおやまには、お弁当やお惣菜を手がける厨房があり、その作り手さんが 握りたて のおにぎりを提供してくれているのです。
パンも、おにぎりも、お弁当も、地元のお菓子も「ここに来れば何でもそろう」のが道の駅の魅力。
それぞれの得意分野を持ち寄って、ひとつの売り場をにぎやかにしているわけです。

「道の駅のパン」と「金太郎ベーカリーのパン」の違い

実は道の駅ふじおやまには、直売所で売られている 自家製パン と、金太郎ベーカリーの こだわりパン という、2つの“パンの顔”があります。
これにはちゃんとした線引きがあります。
直売所側は、200円前後の親しみやすい価格帯で、地元の方が毎日でも買いやすい定番のパンを中心に。
いっぽう金太郎ベーカリー側は、素材やブランドにこだわった少し特別なパンを揃えています。
「いいものを、ちゃんと“いいもの”として届けたい」という想いから、パッケージのデザインにまで手をかけているのです。
道の駅というと「安い」イメージを持たれがちですが、金太郎ベーカリーは“高品質をきちんと届ける”という立ち位置。
観光で訪れた方にも、地元の方にも、それぞれの楽しみ方ができるよう役割を分けている。
そんな工夫が隠れています。
御殿場・小山町での地域コラボ

金太郎ベーカリー、そして道の駅ふじおやまの根っこにあるのは 「町ぐるみで盛り上げる」 という考え方です。
道の駅ふじおやまは今年で20年以上の歴史を持つ施設。
もともとは、町の中で個々に頑張っていたお店や農家さんが「自分たちの商品を持ち寄って売る場をつくろう」と立ち上げたのが始まりでした。
農家さんが丹精込めて作ったものを「どこで売ればいいか分からない」
そんな声の受け皿になる、地域のための場所なのです。
その精神は今もしっかり生きています。
金太郎ベーカリーのコラボ例
- 小山町産サーモン を使ったカスクートサンドを、施設のイベントで限定提供
- 地元のキッズアイドル とのタイアップ企画(7月にイベントを予定)
- 富士山メロンパンや金太郎バウムなど、土地柄を活かした商品づくり
- ファーマーズやゴルフ場など、道の駅が持つ 販路を活かした横のつながり
「ダメだったらやめればいい。まずはやってみよう」という社長さんのスタイルのもと、町の中の“何かやってみたい人”たちと次々にコラボが生まれています。
それぞれの得意が一か所に集まることで、ここにしかない唯一無二の売り場 が育っているのです。
一緒に何かやってみませんか?
(タイアップ募集)

金太郎ベーカリーでは、地域のつくり手さん・事業者さんとのコラボやタイアップを歓迎しています。
- いい商品を作っているけれど、売る場所・売り方に悩んでいる農家さん
- コラボした商品やメニューを一緒に開発してみたい事業者さん
- イベントやキャンペーンで一緒に町を盛り上げたい方
「集客はこちらに任せて、あなたは“いいもの”づくりに集中する」
そんな形のお付き合いができればと考えています。
ご興味のある方は、ぜひ金太郎ベーカリーまでお気軽にお声がけください。
店長からみなさんへ

最後に、店長さんからのメッセージです。
店長:「金太郎ベーカリーは、パンだけのお店ではありません。新鮮な地元野菜にファンになる方、職人のお菓子に夢中になる方、いろんな業者さんの商品の中から“お気に入り”を見つける方。楽しみ方は人それぞれです。 ぜひ一度、パンを目当てに、そして道の駅ふじおやま全体を楽しみに、遊びに来てください。あなただけのお気に入りを、きっと見つけてもらえると思います」
富士山を眺めながら、できたてのパンと旬のフルーツサンドを。
ドライブやお出かけのついでに、ぜひ立ち寄ってみてください。
店舗情報

・金太郎ベーカリー(道の駅ふじおやま内)
・静岡県駿東郡小山町(国道246号沿い・道の駅ふじおやま)
・2026年3月、道の駅広場に移転リニューアル
※営業時間・定休日・各メニューの最新の取扱状況は、道の駅ふじおやま公式サイト・公式SNSをご確認ください。


